飼いやすい猫は品種だけで判断しないで!猫にも性格があり個体差があります

飼いやすい猫は個体差が大きいの本音です。

初心者でも飼いやすい猫ランキングや、飼いやすい品種、大人しいなど調べると、必ずランキングで品種で紹介されています。

そのランキングで品種を選べば本当に飼いやすい猫の品種に出会えるのでしょうか?

実はそのランキングで品種を取捨選別しただけでは飼いやすい猫に出会うことはできません。その理由は実は猫の性格は個体差が大きため、品種で判別するのはオススメしません。

品種だけで判断しないでください!なかなか相性の良い猫に会える方法を解説します。

年間100匹以上を抱っこして、相性の良い飼いやすいと感じた猫の探し方を紹介します。

そして飼いやすい性別やアレルギー持ちで大丈夫な毛の長さを解説しました。

飼いやすい猫の性別は?短毛種?それとも長毛?

飼いやすい猫は性別や短毛種や長毛などで判断材料にされることが多いです。

わたしのような猫アレルギー持ちなら抜け毛のケアをメインに考えることも必要ですよね。

性別は?

猫にはオスメスにも飼いやすい特徴があると考えられています。

しかし実際にオスもメスも両方と一緒に生活してみて分かったことがありました。

ただしこれも個体差があるため、100%こうだ!ということはありません。

オス

どちらかというとオスはヤンチャなイメージがありますが、大きく違いがあるとすれば落ち着き感が異なります。

メス

メスは性格的にも落ち着いていて、飼い主を信頼していると抱っこを自ら望み、必ずそばに一緒にいることも多いと感じます。

ただしオスメスで飼いやすいさを考えるなら、性格的な部分に注目していますが去勢手術を考えるとオスのほうが費用も治療期間も断然安くなります。

子猫を飼ったらすぐに考えるオスメス去勢費用について下記記事でまとめたので読んでみてください。

食費に関してはオスだから多い、メスだから多いということも一概に言えません。品種や体系・大きさにより異なりますがフードもピンキリで安価なフードから多少高額ですが、常に体調やネコ特有の病気を予防をするためのフードと数多くあります。

食費に関しては、飼い主様の考え方なので一概に言えないところもありますが・・・

短毛・長毛?

  • 短毛種:アビシニアン・シンガプーラ・ロシアンブルー・ベンガル
  • 長毛種:ラグドール・マンチカン・メイクーン・ソマリ

短毛種は比較的掃除も楽で猫アレルギーを持っていても飼いやすい印象です。

しかし猫の毛が抜けないという事でなく、長毛種と比較しても短毛種の抜ける量が極端にすくないわけではありません。

具体的には毛の種類にその理由があります。下記を読んでもらうと分かりやすいと思います。

毛の種類は2種類

  • シングルコート
  • ダブルコート

シングルコートといわれ、季節の変わり目の夏前と冬前の抜け毛が少ないのが特徴です。

ダブルコートは皮膚を守るためのアンダーコートの密度が高く、そのため肌への通気性などを配慮し、シングルコートの猫よりも多く抜けるのが特徴です。

雑種は?

血統証が付いている猫ばかりが注目を集めがちですが、外猫のような猫たちが飼いにくいという訳ではありません。

個人的な印象からいうと、外に出て行って帰ってこなくなるというイメージが強くあります。

自宅の中だけでは収まりきらず、自分の道を歩く傾向があるのかもしれません。譲渡会のようなものが開催されているので、そのような場所へ赴き気になった子猫を抱っこしてみてもいいかもしれません。

ただしブリーダーさんやペットショップと異なり、ワクチンの接種などが行われていなかったりすることも。2匹目でお探しの場合は逆に飼い猫が感染したというケースもあるので注意する必要があります。

飼いやすい猫=相性の良い猫に会うためにはまず「抱っこ」を!

飼いやすい猫というのは、あなたの相性が大事なポイント。これは人も同じですが、あわないと感じる人とは長く一緒にはいられませんよね?

これは猫も同じことが言えます。

そのため必ず飼いやすい猫だからという種類だけで判別せずに、「抱っこ」をしてみることがオススメします。

ペットセンターやショップに行って猫を飼いたいなと様子を見ていると、興味を持ってくれる子猫もいれば、全く見向きをせずに寝入っている子猫もいます。

まずお店の人に抱っこしたいことを伝えると、猫の爪切りなど抱っこの準備をしてくれます。

店員さんが連れてきてくれたら、大きな声で騒がず少し様子を見て優しく抱きかかえるようにします。

気性が激しいのか、怖がりなのか、人懐っこいのか。

初めての抱っこではわかりませんが、本気で探して何度も猫を抱っこしていると猫の様子が伝わってくるようになるものです。

中には怖くて大きな声で鳴いて、爪を出す子猫もいますし、噛んでくる子猫もいます。

このような場合は初めて子猫を飼う方にはオススメできません。何故ならば、今だけ慣れてくれれば鳴く、爪でひっかく、噛むが改善されると思う方もいますが、改善せずに悪化してしまい、飼いやすい種類じゃなかったの?

と残念なことになることもあります。

飼いやすい猫は品種だけではわかりません

飼いやすい猫はアメリカンショートヘアや、マンチンカン、スコティッシュフォールドなど種類がありベース的な性格が大人しい、泣かない、騒がないなど定まっているようでほとんどあてになりません。

一匹でいるのが好きなタイプや多頭飼いが安心するタイプなどは大方種類で偏りもあったり増しますが、あくまで目安という点を念頭に置いておくことをオススメします。

猫の生まれてからの成長過程が大きく性格に影響します

猫の性格は成長過程で影響を受けるため、性格にも影響が現れます。例えば、小さい頃から知らない人や人目の多いところに出されてきた子猫なら不安や怖いというのがはじめに感じるものです。そのような場合は、種類的におとなしく、人懐っこいなど言われていても、爪を出したり、寄ってこないなど全く真逆の性格の時もあります。

実はこれは実例で我が家で初めて出会ったシンガプーラくんがこの通りです。10年近くですが、いまだに玄関のドア開いたり、運送業者さんがきただけでクッションの下に潜り込んで10分近く出てこないということも多くあります。

家族内でも筆者にしかグルグル鳴きません。ですから成長過程が子猫には大きな影響があるということを理解してほしいなと思います。

子猫の信用や安心感を勝ちとる必要も「抱っこ」で伝えるということが大切なんです。

マンションなどでも飼いやすいと言われている猫ランキング

スコティッシュフォールド

エキゾチックショートヘア

マンチカン

シンガプーラ

ベンガル

まとめ

飼いやすい猫というのは、実際あまりいません。ですから「抱っこ」をして相性の良い子猫と出会うために機会を増やすということは大変大切です。

ブリーダーさんから直接の場合は必ず面接みたいなものがあります。品種だけに頼らず、相性の良さを感じられる子猫と出会って末長く仲良くしてくださいね!